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借入の利息を一括返済・全額返済できる?利息は?

借入を利用する上で、不安になる部分としてはやはり「利息」が挙げられるでしょう。利息を抑えることができれば、金銭的な損を抑えることができるので、お得に借入を利用することができます。では、利息のみを一括返済・全額返済することはできるのでしょうか?

 

今回は、一括返済・全額返済について詳しくご紹介していきます。

 

借入の利息はどのように計算されている?

利息は、「利息=利用残高×貸付金利÷365×借入日数」という式で計算されています。利息は借入の翌日から発生し、一般的には1日単位で計算されることが多いです。

 

したがって、返済中には「借入日数」が定かではないため、将来的に支払う予定の利息を一括で返済することは基本的にできません。返済するタイミングで発生している利息を、その都度金融機関が計算して支払っていくことになります。

 

利用残高を一括返済・全額返済することは可能!

利息のみを一括返済することはできませんが、利用残高を一括返済することができます。では、一括返済をすると利息の計算はどのようになるのでしょうか?

 

利息は利用残高(元金)に対してかかってくる費用なので、一括返済によって残高をなくせば、それ以降利息がかかることはありません。以下では、利用残高を5万円、貸付金利を18%(年利)として、具体的な違いを見ていきましょう。

 

上記のケースで30日間で返済いただいたとすると、利息は「5万円×18.0%÷365×30日=約739円」となります。それに対し、借り入れから10日間のタイミングで一括返済をしたとすると、利息は「5万円×18.0%÷365×10日=約246円」となります。一括返済をしただけで、利息を3分の1に抑えることができました。

 

では、分割払いやリボルビング払いなどと比べると、返済金額はどうなるのでしょうか?一般的に、分割払いやリボルビング払いは返済期間が長引きやすいため、利息を抑える返済方法としては向いていないとされています。それに対し、一括返済は短期間で完済しやすい方法であるため、分割払いやリボルビング払いに比べると利息分を抑えやすくなります。

 

一括返済・全額返済を利用する際の注意点

一括返済は、利息分を抑えるには効果的な方法と言えます。しかし、タイミングによっては返済リスクが高まってしまい、多重債務に陥る恐れがあります。例えば、家計に余裕がないタイミングで無理をして一括返済をすると、給料日までの生活費に困ってしまい、再び借り入れるといった事態に陥りかねません。

 

そのため、一括返済を利用する際には、基本的に「家計に余裕があるタイミング」を選ぶようにしましょう。また、「一括では無理だけど、ある程度元金を減らしておきたい…」という場合には、一括返済ではなく「繰り上げ返済」を選ぶこともできます。

 

なお、一括返済の金額については、前回の返済日から一括返済日までを日割り計算した金利に加え、残っている全ての利用残高を支払うことになります。そのため、一括返済をすることを決めたものの、「思っていたよりも金額が多かった…」といった声も少なくありません。そのような場合も、基本的には無理をしないように心がけましょう。

 

おわりに

今回は、借入の一括返済・全額返済についてご紹介してきました。

 

一括返済は利息を減らす方法としては効果的ですが、一度に支払う返済金額が多くなるので、返済の負担も大きくなってきます。そのため、利息分が減るからと言って、安易に一括返済を選ぶべきではありません。一括返済を行う際には、必ず自分の返済能力と、返済予定日に所有している資金の余裕分をご確認した上で、無理のない範囲で行うようにしましょう。